コンテンツ消費をする立場として、とても興味深く読んだ。これは、その感想である。

「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来(稲田 豊史) @gendai_biz

1 「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来

2 映画やドラマを観て「わかんなかった」という感想が増えた理由

3 『逃げ恥』『シン・エヴァ』…「リテラシーが低い人を差別しない」作品が時代を制する

4 『オタク』になりたい若者たち。倍速でも映画やドラマの『本数をこなす』理由

5 失敗したくない若者たち。映画も倍速試聴する「タイパ至上主義」の裏にあるもの

6 「インターネット=社会」若者の間で広がる「セカイ系」の世界観

7 若者のあいだで「批評」と「スポーツ観戦」が不人気な理由

8 『鬼滅の刃』『イカゲーム』も早送り…大学生が「倍速視聴」をする理由

9 「なるべく感情を使いたくない」映画やドラマを「倍速視聴」する大学生の本音

10 ドラマも「切り抜き動画」で観る…「倍速視聴派」Z世代の視聴実態

11 SNSで「無邪気に」感想が言えない…Z世代の「奇妙な謙虚さ」


感想

ぼくも著者の稲田氏と同年代なので、倍速視聴はしない派ではある。ただ視聴方法として否定するつもりはない。

自分の子供を見ていても、今の若者が(貧乏だけが理由ではないだろうけど)忙しいことは理解できるし、ストリーミングメディアが視聴体験の主体になっているので、テレビも同じに扱うだろう。

また若者といっても、みんながみんな倍速視聴しているわけでもないので、一括りに考えるのはよくない。

倍速視聴をする人は、なんで倍速で観なければならないか、という理由も掘り下げたい。